
ここからが、本番。
とっても個人的な話をしたいと思います。
私・中山は、今年50歳を迎えます。
人生100年時代なんて言われていますが、まさに「人生の後半」がはじまります。
「ああ、50歳になるんだ」と思いはじめた頃から、明らかに「意識」も変化しました。
「ここからが本番」
そんな思いもあります。
人生は、いつだって本番なんですけどね。笑
けれど、これまでの経験が、一旦ここで集大成を迎えるような気がしているのです。
そして、また新たに、ここからはじまる・・・。
「ここから、また、生きなおそう」
痛烈に、そんなことを思っています。
すると、「今から、またなんでもできる!」と思えて仕方ないのです。
今までも「いつからだって、はじめるのに遅くはない!」と思ってきたけれど、
それよりも、「新たに何かをはじめられるし、新たに何かがはじまるんだ!」とワクワクしている。
何しろ、ピカピカの1年生なんですから。笑
これから何かをはじめるのだとしたら、
ここから何かを積み上げるのだとしたら、
私はなにをしたい?
なにを積み上げたい?
そう考えたとき、こんな言葉が出てきました。
「美学・美意識を、人に伝えられるほどに深めていきたい」と。
なぜ、美学? なぜ、美意識?
人生100年時代と言われて久しい今日この頃ですが、
それが当たり前だなんていう時代を、まだ誰も生きていません。
戦国時代の平均寿命は、30代。
「四十にして不惑まどわず」
という言葉を残した孔子が生きた時代の平均寿命は、50代。
「四十にして不惑まどわず」を今の寿命に置き換えると、65歳になるそうです。
言い換えると、私たちはまだまだ迷っていて当たり前、ということ。
しかも、平均寿命がここまで長い時代はこれまでにないわけで、
人生100年時代は、私たちが「先陣を切る人たち」になるんですよね。
だから、わからないことだらけ・・・なのです。
まだまだ先に続いている、あなたの人生。
それをどうやって生きていきたいですか?
人生は、学校の勉強みたいに、正解・不正解がない世界。
そのような中、どれだけの人たちが、正解を求め彷徨っているか・・・
いい大人になってもまだなお、
親の反応を気にしていたり、
自分の機嫌を、自分以外の人に委ねていたり、
パートナーの顔色を伺って、物事を判断したり、
言い訳ばかりを言っていたり・・・
そのような方が、世の中にはたくさんいらっしゃいます。
答えなど誰も知らないのに、誰かに正解を求める。
間違えたくない、失敗したくない・・・
真面目で優等生な人ほど、その傾向が強かったりもします。
しかし、正解を求めている限り、そして失敗を恐れている限り、
この人生を本当の意味で豊かにしていくことなどできませんし、
そもそも、納得して生きることなどできません。
だから、美学。
だから、美意識。
そう考えることは、私にとって美しいだろうか?
それをすることは、私にとって美しいだろうか?
それをしないことは、私にとって美しいだろうか?
自分にとっての「美しさの基準」を持てるようになれば、
考えや行動の「指針」ができるのです。
美しいか?美しくないか?
そこは、正解も不正解もない世界です。
けれど美しさを判断基準に用いていくと、自分がすることに納得できるようになるのです。
美学や美意識は、先の長い人生を歩む私たちにとって、
自分らしく生きていくために「必須のこと」になる、
と、私は考えています。
だから、それを持ち合わせる人を増やしたいと思うし、
私自身もみなさんとご一緒に、自分なりの美学・美意識を磨いていきたい、と思うのです。
なぜ、歴史?
幸いなことに、私たち日本人は、世界のどの国と比べてみても、
美学・美意識に関しては、突出したものを持っている民族です。
けれど、今の時代よりも、昔の美学・美意識の方が遥かに高く深かいものだった、
と思いませんか?
時代の進化は喜ばしいものですが、それと同時に、
なにか大切なことを失ってきたのではないだろうか・・・?
と思うのは、私だけでしょうか?
けれど、それを「歴史」を通して学び直すことができる!と思うのです。
あの時代に生きた人たちは、もういません。
出会うことも言葉を交わすこともできない。
けれど、歴史を知り・学ぶことで、私たちの前に蘇ってくれる・・・
そんなふうにも思うのです。
言い換えると、歴史を知り学ぶことでしか出逢うことができないのですよね。
何年に何があった、という、子供時代に習うそんな浅い歴史ではなく、
歴史上の人物や、あの時代を生きた名もなき人たちが、
何を想い、何を考え、何を大切にしたくて、どう生きたのか?
そんな「人間学」にも通ずるものを、学んでいきたいと考えています。
きっとそこには、その時代の美意識や美学があるはずだから。
さまざまな経験をしてきた私たちだからこそ、
歴史の中に生きた人たちを想い、感じ、自分の経験をそこに重ね合わせることができる。
そうして、自分を深め、高めることができる。
そんなふうにも思っています。
人生100年時代の先陣を切る私たちにとって、
本当にわからないことばかりの、人生後半の時間になることでしょう。
けれど、歴史を知ることで、未来を生きる助けになる、とも思っています。
「歴史は繰り返す」って言いますもんね^^
だからこそ、名だたる経営者や成功者たちは、こぞって歴史を学ぶのです。
歴史の中にはヒントがたくさんある、ということ。
私たちが自分を深めるヒントが。
そして、私たちが自分の人生を、豊かに生き切るヒントが。
Course details
開催日
場所
参加費
お支払い方法
2022年2月16日(水)
10時30分〜12時30分
オンライン(zoom)
詳細は、お申し込みの方のみにお伝えします
10,000円(税込11,000円)
銀行振り込み/クレジット払い
※振り込み手数料はご負担ください
※クレジット払いの場合は、3.6%の手数料が別途加算されます